印刷・印字・刻印

図面のない梱包機用「活字(刻印)」の復元・追加製造

課題梱包機にセットされ購入していた活字(刻印)だけを調達したいが、現物見本はあるが図面がない。また、同じフォントで現物見本のない数字の活字(刻印)も作りたい。
原因活字(刻印)は梱包機など自動機の部品である場合が多いため、お客様と機械メーカーとのつながりが切れた場合、活字のみを発注することが難しい。
解決策現物見本からの「リバースエンジニアリング」を行った。
効果お客様は既存の活字と同様の活字を入手することができた。
現物がなかった「3~9」の活字も既存の「0〜2」と並べて全く違和感のないものを入手できた。

ご相談内容

梱包機にセットされていた活字だけを追加購入したいが、梱包機メーカーが廃業してしまったため、現物と同等のものを作って欲しい、さらに現物のない「3~9」の活字も同じフォントで揃えたいとのご相談でした。

なぜ、活字の調達が難しくなったのか?

梱包機などの自動機に使用される「活字(刻印)」は、通常、機械メーカーが自動機の一部品として一括納入することが一般的です。しかし、「機械を購入した業者が廃業してしまった」「譲り受けた機械のため購入元が分からない」といった理由でメーカーとのつながりが切れてしまうと、お客様は活字単体での追加発注ができなくなってしまいます。

ご提案した解決策|現物見本からの「リバースエンジニアリング」

これまで使用していた活字をお借りして寸法測定を実施。公差などはツジカワが持つ過去の類似した製造履歴やノウハウを参考に最適な数値を設定。書体は現物見本の文字から推測してデータ化しました。

現物からリバースエンジニアリング
1,2の類似フォントで作製
類似フォントで作製した活字(3,4)を並べても遜色なし

導入後の変化

  • 図面がなく、メーカーのサポートも受けられない梱包機であっても、これまで使っていたものと同一仕様・同一書体の活字を入手できるようになった。
  • 安心して刻印をリピート発注できる。
  • 機械を買い替えることなく、長年使い慣れた設備をそのまま使い続けることができた。