謹んで新年のお慶びを申し上げます。
今年も新年最初は年賀状のご紹介から!

弊社では、箔押し(ホットスタンプ)版やエンボス版などを制作しています。そのため、お客様や関係者の方々から届く年賀状のおかげで、お正月明けのポストはとても華やかです!毎年、ワクワクしながらポストを開けております。

頂いた年賀状は弊社のSNSでもご紹介していきますのでよろしければそちらも御覧ください!

2025年のツジカワ年賀状のデザインはこちら!

2024ツジカワ年賀状
毎年箔押しを用いた年賀状を作成しているツジカワ
つじかわ 箔押し年賀状のアップ
今年は立体的なエンボスが施されていると思いきや・・・
年賀状裏面
裏面はデコボコしていません!

今年は 「マジックエンボス」という、「立体じゃないものを立体に見せる」ことができるツジカワのデータ作製技術を全面に押し出したデザインです!

加工内容について

ヘビの身体全面に入ったぼこぼこの形状が「 マジックエンボス」です。カクカクした、硬さのあるウロコをイメージして立体感をつけています。
aiデータと3Dモデリングデータ
ウロコのマジックエンボスには、台形のような断面形状を採用。
左:デザイン案 右:デザイン案をもとに作製した3Dモデリング画像
鱗の表現方法が違う3Dモデリングデータ 
ウロコの形状をを丸くしたり、ピラミッド状の形も検討しました。

デザイン案の変遷

辰年と巳年は、ウロコといいうねりのある身体といい、共通点の多いモチーフです。
ここ数年は、張り子のような干支のデザインで統一してきたものの……辰の後に見るヘビには、ぬぐえない物足りなさが…

龍とヘビのイラスト
ヘビは…つるっとしてますね…

今年は思い切ってヘビも合わせてのデザイン検討を行うことに!

デザイン案の変遷
どんどんうねるデザイン案

試作

デザイン案の中から2種、試作を行うことになりました。
箔の上に細かな柄の載る「彩光腐食」や「マジックエンボス」は、箔のキラキラ感があってこそ真価を発揮するので、検討の際には試作を行うのが一番です!

年賀状試作品
箔色は左から、消金・3号金・6号金
ホロ箔のように見えますが、彩光腐食でキラキラに見える柄を入れています!
箔押し年賀状試作
箔色は同じく左から、消金・3号金・6号金
箔色が違うだけで、同じデザインでも印象が大きく変わります。

6種類の試作品の中から、選ばれたのが今年の年賀状です。

2025年ツジカワ年賀状 ヘビのイラストが箔押しされている
採用されたのは「6号金」
他の2種の箔に比べ、光の反射による濃淡が濃く、マジックエンボスが引き立ちます。

裏面の料金別納のデザイン案もヘビ一色。

オリジナル料金別納印案
料金別納印
例年の流れをくんだ、張り子風のヘビが採用!

そんなこんなの変遷を経てできたこちらのデザイン!
マジックエンボス」は実際手に取って見ると、より立体感を感じられますので、興味のある方はSNSのDMHP問い合わせに「サンプル希望」と明記してご連絡ください!