エンボス・デボス加工とは樹脂製と金属製の版で紙を挟み、
紙を立体的に盛り上げ(下げ)る加工です。
主に紙器パッケージやシールラベル・名刺・カード等に使用されます。
思わず触りたくなる立体感・質感を付与できるエンボス・デボス加工は
製品の高級感や格調高さを強調し、デザインの存在感を際立たせます。
また、紙のリサイクルに影響を与えないことから、
環境負荷が少ない加飾として注目されています。
ツジカワでは高品質な加工を可能にする
エンボス版・デボス版を各種取り揃えております。

エンボス加工の仕組み

用紙を版の形に浮き出す加工です。浮き出し加工とも呼ばれます。逆凹の金属版と正凸の樹脂版を使用して紙を挟み込んで浮きあげます。

◆印刷・箔押しとの組み合わせも可能

エンボス加工と印刷・箔押しを組み合わせることで、より立体感がある目を引く仕上がりとなります。
ツジカワの肉付箔押版を使用すれば箔押しとエンボス加工を同時に行うことも可能です。

エンボス加工の仕組みの図解とエンボス加工例 embossed paper

デボス加工の仕組み

用紙を版の形に凹ませる加工です。「型押し」とも呼ばれます。逆凸の金属版と正凹の樹脂版で用紙を挟み込んで版の形に押し込みます。

◆印刷・箔押しとの組み合わせも可能

エンボス加工と同じく、印刷や箔押し加工と組み合わせて加工することができます。

デボス加工図解とデボス加工例の写真 debossed paper

エンボス・デボス版の種類 【腐食版+樹脂版】

金属腐食版とナイロン版と呼ばれる樹脂版の組わせです。一般的なエンボス(浮き出し)、デボス(型押し)加工に使用されます。同一高さの凹凸が作成可能で、コストが低く短納期に対応可能なのが特長です。

腐食版の材質

◆銅版
厚み種類:1.0mm 1.5mm 3.0mm 7.0mm
※ 3mm 7mmは深彫対応可能

◆マグネシウム版
厚み種類:1.0mm 1.6mm 3.0mm 7.0mm
※3mm 7mmは深彫対応可能

◆樹脂版の材質

ナイロン版
厚み種類:0.95mm 0.55mm

エンボス用金属版、樹脂版とそれを用いてエンボスされた紙 dies for embossing and embossed paper

エンボス・デボス版の種類 【彫刻版+ニュークリアダイ(型取成型雄版)】

金属彫刻版とニュークリアダイと呼ばれる樹脂版の組み合わせです。複雑な形状の凸凹表現を施せます。複数の高さやなだらかな凸凹表現が可能です。 ツジカワの3Dモデリング技術で、幾何学的な形状はもちろん、有機的でリアルなレリーフを作成することも可能です。 さらにレーザー彫刻を駆使して、繊細なエンボス柄表現が可能です。レーザー彫刻版は革、布地、刺繍のような異素材感を表現するのに適しています。

●凹凸表現の指定が可能

三角彫り、平丸彫り、台形彫りなど様々な表現が可能です。

●3Dモデルデータの確認が可能

版を作成する前に画像にてデータ確認を行うことが可能です。

●スケッチからのデータ作成が可能

写真やイラストからデータの作成が可能です。
参考写真や断面形状のスケッチなどを共有いただくことで、よりイメージに近い形状を作成できます。

●異素材感の表現が可能

紙に革・布地・刺繍のようなテクスチャーを付与できます。

彫刻版の材質

鉄、真鍮、銅、マグネシウム

彫刻エンボス版と樹脂版、それを用いてエンボス加工がされた紙

エンボス・デボス版の種類 【彫刻版+彫刻版】

彫刻凸版と彫刻凹版の組み合わせです。彫刻版とニュークリアダイの組み合わせと同じく複雑な凹凸表現、3Dモデルデータの確認、質感の付与などが可能です。

◆より高低差があるエンボス加工が可能

ニュークリアダイよりも彫刻深度を持たすことができるため、より高低差があるエンボス加工が可能。
ニュークリアダイに比べると凸版のクッション性が低いため、紙によっては破れが生じることがあります。
ある程度の厚みがあり、伸びやすい紙へのエンボスに最適です。

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